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2010.07.24

路上のソリスト

映画 2009年
監督 ジョー・ライト
出演 ロバート・ダウニーJr ジェイミー・フォックス 

感想
ロバート・ダウニー・Jrの多彩さが楽しい映画でした。
普通の男の普通の日常の演技…でも飽きることなく映画を見せてしまうトコロが、彼の個性なんだと思う。

LAタイムスでコラムを連載している記者(ロペス)と路上生活者で統合失調症のためジュリアードを中退したチェロ奏者(ナサニエル)の交流を描いた実話をもとにした映画とのこと。

二人の友情を中心に映画は描いています。
劇的な何かがあるわけではなく、結末も淡々としているのが私好みでした。
安易にオチをつけないラストを選んだ製作者には敬意を表したいです。
単純な美談や友情ものにはしないっていう心意気を感じたので。

この映画の中でLAタイムスの記者のロペスは、ナサニエルとの交流の中で自分の偽善や傲慢さを自覚し、友情や愛情の意味を認識したのかなぁ~って思いました。
お互いに傷ついても諦めない、途切れない二人の関係は素敵でした。

あと、個人的にはやっぱり私は『同情』って感情が、あまり好きではないことを自覚しました。
大概の場合、失礼なんだろうなぁ~って思った。いろいろと反省しました。
同情と共感は別なんだと思う。共感は大事だと思う。
仕事上、いろいろな場面に遭遇するのですが、気を付けようと思った。
私が好きではないだけなので、ほかの人が同情をすること自体は、その人の自由なので全然良いのですが。
更にいえば自分以外の他者の事を『間違っている』って思い、その感情をもとに行動したり発言した場合、その時点で自分自身も間違っているんだって事を自覚しないとって思いました。
相手が精神疾患を持っているから自分が正しいんだっていう健常者が陥りやすい落とし穴がすごく印象的に描かれています。

って色んなことを考えさせてくれる映画だったので、私は好きです。

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